金砂郷クラブとは

金砂郷クラブは2007年「郡戸ミニバス」「金郷ミニバス」「金砂ミニバス」が統合して女子チームとしてスタートしました。2010年には男子チームが「太田東ドリームス」と合同チームからスタートしました。

上を目指すチームが多い中で、このチームは本当に子供達がバスケを楽しむ環境を追い求めてきました。

様々な問題がありながらも、改善を積み重ねて今に至ります。

活動は基本的に男女一緒です。

分けた方がいいと言う考えもありますが、男子が・・女子が・・となるよりも、同じチームとして子供達も保護者も協力できる方が良いと判断しています。

兄妹、姉弟でも安心して活動できます。

世代とともに、保護者や子供達の考え方は変わって行きますが、それを否定することなく、受け入れる方向で、今後もさらに子供達が楽しめる環境を追求して成長を続けて行きたいと思います。


練習内容の考え方

運動神経の良い子は、すぐに上手になるよね〜

とよく聞きます。

確かに運動神経の良い子にバスケを教えれば、すぐに上手になりますね。

でも運動神経の悪い子はなかなかバスケが上手にならない・・・そんな練習ではダメだと考えています。

 

金砂郷クラブでは「運動神経」の向上に重点を置いています。

練習の半分は「縄跳び」や「ラダー」を使った練習です。

残りの半分はバスケの練習ですが、その中でもほとんどがハンドリングやコーディネーショントレーニングなどの基礎が中心です。

基礎練習は、小学生には少し難しい練習を取り入れています。

ほとんどの子はできませんが、それを「やろうとする」ことで、子供達の「運動神経」が向上します。

卒業する頃には、ほとんどの子が大人でも難しい技術が身についています。

ただ、それではチームプレイを身に付ける時間がとれません。勝つためにはその練習が必要なのですが、金砂郷クラブでは、それをやりません。

チームプレイ中心より個人練習中心の方が、子供達はバスケが好きになってくれると経験から考えます。

基礎練習ばかりではつまらなくなってしまうので、5対5のゲームは入れるようにしています。

身に付けるべき技術の考え方

金砂郷クラブで身に付けるバスケの技術は、これまでの経験で子供達が楽しくバスケをするために、最低限身に付けるべきと考える技術です。

【ハンドリング】

・ボールを見ないで扱えること

・ボールを早く動かせること

・片手でボールが扱えること

【ディフェンス】

フットワークはほとんど練習しません。

前後左右に自由に体を移動させられるようにラダートレーニングを中心に練習します。

【オフェンス】

パスは片手で出せるように指導します。

ドリブルはかなり難しい練習をします。

ボールを持ったら自由にドリブルしてコートを動き回れる技術を身につけることが、バスケを楽しむことにつながると考えています。

シュートの形はあまり指導しません。基礎が身について、上手な人のシュートを見れば、ある程度身につくので、細かい点の指摘までに留めています。

【全体】

感覚を鍛える練習に重点を置いています。

コーディネーショントレーニングでも特に

・Reaction(いわゆる反射神経)

・Coupling(複数の動作を同時にこなす)

・Balance(主に体のコントロール)

・Rhythm(一定のリズム、リズムを変化させるなど)

を中心に練習します。

バスケのスタイルとしては、1対1中心です。



子供達にとって楽しいバスケとは?

確かな運動神経と正しい基礎を身につけて、自由にバスケができる。

と考えます。

賛否両論あると思いますが、金砂郷クラブはここを目指して行きます。

ただし、自由を得るには努力が必要です。

あまり楽しくない基礎練習を頑張ることで、自由にバスケができる

と言うことを子供達に説いて行きます。

金砂郷クラブは、そんな環境を子供達に提供し、できるだけ楽しみながら子供達が成長し、保護者が我が子の成長に喜びを感じてもらえるような、そんなチームを目指して行きたいと思っています。